2011年11月17日

iPad2



先日、母がApple Storeで購入したのだが、精密機器には滅法弱いので自分が一から設定し、大まかな操作方法を教えてあげたという成り行きで、自分がMacをある程度いじり尽くした知識の上で恐れながら評価させて頂こうと思う。 

iPadについてはまだまだ勉強不足でわからないことはたくさんあるが、iOSや主要ソフトのデザインや操作性は安定していて、写真・動画鑑賞も素晴らしい。 

トラックパッドを使用している自分から見て、マルチタッチテクノロジーとは正にiPadの為に拵えた技術だなと実感した。 

MacOSの操作性に深い恩恵を預っている自分としては、iOSの操作性にはまだまだ不慣れではあり、恐縮ではあるが満足しきれぬところがあり、使用しているうちにそれは多々浮き彫りになったがそれにも大方"慣れ"で満足出来そうではある。 


ただこの短期間使用してわかったきたことは自分には必要無いということであった。







しかし家内にPCを所有した者がいて、ネットサーフィンや写真・動画鑑賞、メールやカレンダーの管理、簡単な書類作成、ミニゲームなどを主に利用するライトユーザーにとっては他に選択肢は無いであろうと言っても過言ではない優れた代物であった。 

又、視力が低下している人やノートPCを持ち歩くのが億劫な人、PCは難しそうだから手を出せぬ人にとって親切な代物であると思う。 

Macユーザーとして羨ましいのは通知システムがOSに標準装備されていること、電子書籍にまつわるソフトが充実していることが思い浮かぶ。 

実際Macで漫画を読むことに関してはとても見やすくてよく利用するが、本を読むことは少ないと言うよりほぼ皆無と言ってよいので羨ましいと言うとなんだか嘘のように聞こえるが、それはMac用の閲覧ソフトがまだまだ開発が進んでいないようなのでそういう意味で羨ましいのである。 


そんなこんなでそろそろ結論に進んで行く。 


iPadはとても良い代物であって、何しろ伸びしろがある。 
子供から老人、PCの便利さや可能性にまだ恩恵を受けていない人達に需要がある。 

しかし一つ文句を言わせてもらえるとしたらiPadは独立した一つのPCでは無いということであり、やり様によっては不可能では無いが、想定はされていないということだ。 


端的に言えばiPhoneもiPadもPCの周辺機器ということだ。 


ただ、勿論重要な意味があり、PCでのiTunes接続の必要意義はソフトや音楽・画像・動画などの管理だけでは無く、全てのデータのバックアップも兼ねているところにある。 

様々な情報の管理が不手際やもしもの理由で損なわれた時に難なく復旧するための機能であり、現代社会ではとても重要である。 

その懸念を排するべくして現れたのがiPhoneやiPadを周辺機器から解放させるであろう最終兵器"iCloud"である。 

iCloudはAppleが無料で提供する5G(有料で50Gまで)のオンラインストレージサービスで 
データの保管はもちろんバックアップ機能も兼ねている。 

現在はストレージ容量の物理的な面での不足から生じるバックアップへの様々な不満があるようだが、Appleは「人々は、コンピュータに接続する必要のないiPhoneやiPadを求めている」と公式発言しているように、今後必ずiPhoneやiPadがPCに一切依存せずに快適な利用ができる日が来るであろう。




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